投げ釣り四国～八十八カ所釣場

冬の珍味ナマコ・・・・
店頭でのナマコの選び方は、身に弾力があり、しまっているもの、イボがはっきりとしているものを選び、下処理（わたを取り出し、粗塩で体表のぬめりをおさえることなど）をお店に頼みましょう。
水洗いして薄切りにし、好みで二杯酢又は三杯酢につけて、大根おろしと七味を添えて、いただきます。柚子の皮の千切りを天盛りにすると風味が増します。

　ナマコの内臓は珍味として有名です。
　内臓の塩辛を「このわた」卵巣の塩辛を「このこ」
　卵巣を干し上げたものを「くちこ」と言い、いずれも
　高級珍味として人気があります。「このわた」は、
　ウニ・カラスミと並んで、日本三大珍味とか・・・・
　この「このわた」は、ナマコを刺激させると、内臓
　を対外に出してしまうことを利用したもので、腸は
　体の三倍もの長さで、「三条の腸」などと言われ、
　最初に食べ始めたのは、江戸時代になってから
　だそうです・・・・

　ナマコは敵が襲うときに、白いネバネバした糸を
　吐きかけるが、これにくっつかれると、なかなかと
　れないが、まだまだしつこい敵には、なんと自分
　の内臓を吐き出して敵の攻撃をかわし、体がペチ
　ャンコになってしまい、しばらくはひもじい生活を
　するそうですが、２～３ヶ月程で元の体になると
　いう素晴らしい生命力とか・・・・・。

　栄養価は低いけど、海の人参と呼ばれ、骨肩に
　含まれるコンドロイチンが、内蔵や皮膚の老化を
　予防しナマコの切身はアルカリ性のため消化に
　もよく、昔から肝臓の働きを強化し、酒を中和す
　ることもあり、酒の肴には最高かな・・・・
　香川県産　赤なまこ　３３８ｇ　６７１円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・おしまい。